氷をすこれ

FFTCGの氷のカードについてダラダラ語ります。

新カードを語ろう Opus.27

フルスポだあああああああああ!!ドコドコドコドコ

というわけで今回も氷のカードつまみながらコメントしていきますよ。

今回は多属性推しとデザイナーズカード多めなのはややある。

 

◆27-019H イシェ

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今回の氷は戦士推しのご様子。

現在の戦士は火水主流ですが、18-107L アクスターが出しやすくなるので水ではなく氷厚めに取るのも悪くないかも。

16-042R ラスウェルが暴れ倒したからか、ダル凍結するのがフォワード限定に。ただし、先行1ターン目に出しても自分には当たらないようにはなってる。いやまあバックアップ縛れた方が絶対強いよね。自重した感。

後続を探しながら展開できるのはまあ便利そう。3コストならな〜!もっとすごいのにな〜!

 

◆27-020R エルオーネ

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おねいちゃん!!

14-038H ルゲイエに似た効果。あちらみたいにオートアビリティならもっと使いやすかったのだが。

バックちぎってるのに除去されるとしんどいので、ヘイストがあるとか複数回アタックできるとか、そういうとこに使いたい。コストに除外が含まれるのが悪い事はさせねえ!という強い意志を感じる。

バックアップをちぎる部分はドローで損失補填可能だが、総じてちょっと使いづらそう。スコールよりサイファーと風紀委員の方が相性良さげ。

Chapterから通算で初のカード化は本当にめでたい。

 

◆27-021C エルマティル

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選ばれたらハンデス、D3で3/9000化、戦士にも選ばれたらハンデスを付与。

これで戦士なら…と言わざるを得ない。イシェからのサポートが何も無いので、戦士に放り込んで強いかはやや疑問。アクスターとは相性が良いので活路はそこら辺かな。

イシェがなぁ…エルムント王国軍も参照するならもっと上手く噛み合った気もするんだけど。

 

◆27-022C カル

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効果はシンプルながら、21-010H タイヴァスに強く依存する戦士デッキとしては、タイヴァスの着地回数を稼げるカードは悪くないと思う。バックアップの戦士なのもタイヴァスの運用の幅が広がるので割と良さげ。イシェのダル凍結を誘発可能なので、イシェがいるとバリューが上がる。

普段はタイヴァスで置ける氷バックアップとして、詰めでは戦士を回収する役割も持てるのは割と良さそう。

 

◆27-023C 吟遊詩人

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とりあえず3/7000ダル凍結はパンピー的にはそれなり。多属性がいたらバックアップもダル凍結、は良いんだけど、わざわざ多属性まで用意してやる事?というのはある。

19-110H 皇帝とは割と相性良し。とはいえ半端感が拭えない。これ入れるなら他のカードが入るはず。

 

◆27-024C 吟遊詩人

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1コスバックアップもすっかりおまけが付くようになって久しい。1CPバックでもいいし、土含む5CPでダル状態のフォワードをブレイク。可変なとこが魅力か。

可変なところを除くと6-025R カヅサ18-027C ヌージ 19-025R セフィロス25-031C ボーゲンあたりが立ちはだかってくるのが辛い。24-019R ウーマロなんてのもいるし…

リミテなら貴重なブレイク除去ではある。

 

◆27-025C クララ

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エルムント王国では無いところからも戦士が登場。これも絶妙にタイヴァスでは使えないよう4CPにされてる。

戦士デッキで使うものだが、戦士デッキに居場所はあるだろうか?2体ダル凍結自体はそこそこなんだけど…

 

◆27-026C ゲスパー

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騎士に対してフォワードを差し出さずに返せるので、そう言う意味では普通に強そう。最悪5CPで除去にはなるし。

なんというか、今まで出てなかったのこんなカード、みたいな感じがある。

 

◆27-027L ケフカ

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8CPでパナしても打ち消されなければ普通にアドは取れる。4CPのバックアップあたりが一番現実的なラインかな?

ただまともにコスト払って出すのは面白くは無いかなぁ。土氷で強そうなデッキができれば2色でも運用できそう。

アマテラス飛んできてもどっこい生きてるところは悪くないが…大振りなカードなので止められるとガッカリ感はある。

 

◆27-028H シーモア

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シーモア老師のことは…多分好きになれると思った。

ETBでとりあえず一回能力が使える、除去も選択肢にある、そもそも選択肢が全部強い、ということでだいぶ強そうに見える。

これはちょっと使いたいカード。注目してます。使用するにあたり、ダル状態のフォワードをブレイク、と召喚獣軽減やハンデスを選ぶと、対象不適正になる可能性があるので、使うならそこはケアしたい。

 

◆27-029R シド・オールスタイン

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イラストカッコ良すぎる…カッコ良すぎない?

バック縛りながらハンデスすると1/7000くらいの感覚で使えるので、シンプルに使いやすいアビリティしてますね。20-040L ルーファウスがライバルか。6-041L リノアでブリンクするならこちらの方が使いやすそうだが、7000のボディがやや細いなあとは思う。

 

◆27-030H スコール

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EXバースト付いてて、手札補充できて、キャラを安く出せるということで割とちゃんと強そうなんですが、カテゴリ8で固めるなら22-031H スコールというたっかい壁があるのが辛い。

加えて、現在EXバーストに対するメタカードが守られすぎてるのも辛い。割と何飛んできても死ぬ、アクションアビリティが次ターン待ちなのも美味しくないのもやや残念。

スコールじゃなけりゃ…

 

◆27-031H ムンバ

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フルアートイラストが良い…

ダメージ飛ばす系スコールと相性が良い。単にダルのフォワードを除去するだけだともっと良いのいくらでもあるよねというのはそうなので、タダ撃ちするとか、ピンガーダメージ飛ばしながら除去するとか、そういうのは必要そう。

26-027R クジャタとは互換。

 

◆27-032R ラグナ

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キチンとスコールから出ると強い。

ただ、それ以外の場合、シド・オールスタインだったりシーモア老師だったり、今弾のカードがライバル化する。差別化はできるとは思うが…

サポートカードは多いのでそこを活かしたいところ。

 

◆27-033C リーパー

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原則カード一枚で仕事が終わってないカードは弱い。以上

 

◆27-034R リノア

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「カテゴリ8の召喚獣」というのがまず狭い。27弾現在で13種類

今のところ実質22-109H エデンサーチするカードかなぁ。ムンバにバリューが生まれるので、これ採用するならクジャタよりムンバが明確に優先されるようにはなりそう。

今後に期待したい。

 

◆27-035R レイン[VIII]

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ラグナサーチがあり、ラグナがいるならスコールをサーチできるので割とスキがない。今弾のラグナがスコールより後に出したいのが噛み合い悪い。バックアップのラグナが出ればハネそうな気はする。

またサーチするスコールに制限が全く無いので、今後めちゃ重スコール出れば評価が上がりそう。逆に言えばこのカードがストッパーになって重いスコール出なさそう。

 

◆27-036L ロック

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いや強いねーこれ…

枚数は減らないが無作為なため質を落としやすく、必ずハンデスが発生するため後のオートアビリティを安定して発生させられるのが良い。

4-026H ガストラ帝国のシド15-036H セリス22-021R エミナあたりを筆頭に非常にアクセスが容易、15弾セリスや8-036Cセッツァーで回収もできるためしぶとく場に残れるのが核になるカードとしては嬉しい。24-022H ゴゴでしぶとく立ち回れるのも良さそう。

そこまでやると今回のケフカを積んでもいいかな、という気にさせられる。かも。

6を濃く取らなくても、除去しないと割とメタメタにされるのでヘイト高いけど、これ除去ろうとするのがまあまあアド損になりがちな軽さがまた嬉しい。避雷針として。18-019R ヴァイスと両採用してもいい。

今から使いたさが高い、人気でそうなカード。

 

☆最後に☆

単体でこれ強い!というカードはあまり無いですが、シーモアやロックなどキラリと光るカードがちょいちょいありますね。

ケフカがやや大振りすぎるんですが、効果自体はかなり好きなので、上手く使いたい…

他の色だとゼロムスとか強そうですね!プレリで出てきたらそのまま死にそう!

 

それでは!

2025/10/18 MASTERS FINAL 惨敗記

☆最初に☆

参加者の皆様お疲れ様でした。

というわけで、東京まで行きまして8回戦やってまいりました。

結果を先に書きますと2-6ですので、まあなんというか、学びのある記事ではないです。それだけは先に伝えておきたかった。

とは言えね、ボロッカスだから書かないのも良くないので、書いていきます。珍道中旅行記兼。

 

☆いざ東京☆

前日22:45に夜行バス乗車、朝5時位にバスタ新宿着と言うスケジュール。

当日は昼過ぎに面接→帰宅して荷物を纏めて→19時ごろから直前までたまごまんパイセン(日本代表獲得おめでとうございます)と最終練習→バス発着場へ、という流れでやや慌ただしく、しかも2つ用意したモバイルバッテリーが2個とも残量ほとんどない状態。おかしい、こないだ充電してから使ってないはず…?

こうなれば、バス内で充電だ!→あれ?ケーブル挿す充電器忘れた?→バス内はコンセントしかありませんでした。仕方なくなけなしのバッテリーで充電。

新宿着、早朝なのですぐそこのドンキホーテで1500円ほど出して充電器購入。渋谷までブラブラ歩いて、会場付近のマクドナルドあたりで朝飯食べながら充電したらええやろ!という算段。マクドナルドサクラステージ店で朝マックを注文して、いざ着席…ないじゃないか!座席に!コンセントが!!

いやマジでどうすんのこれ?いや今日なんかもう何もかも噛み合ってないな?いやまぁ、元を正せば自分の準備および確認不足なんですが…てづかさんに「モバイルバッテリー持ってきたら残量ほとんど無くってぇ…」とか察してちゃんみたいなムーブかましたら、貸していただけました。本当にありがとうございました

 

☆デッキ選択☆

そんなこんなで会場入り。事前にデッキ登録シート書いとけば良かったなあと思ったり。

で、今回用意したデッキがこちら。

 

デッキA:火水戦士

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火水戦士です。デッキBにクライヴイフリートを使う関係で、空いた枠に25-014L フォルカー25-006Lクラウドを突っ込んでます。まああんまり特筆することは無いかなと。独自のシークレットテクみたいなのも無い。

 

デッキB:氷単顕現

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一生擦ってるデッキです。

これ使うとデッキAがめちゃくちゃ歪むというか、騎士使うとこれ使えないので騎士やめてる。

26-032L シャルロット13-022H シド・ランデルはアンチシナジーではありますが「どちらか出せば騎士にマウントを取れる」ため「同じ役割のカードを2種積む」という目的で入れています。

3-037H 死の天使ザルエラも入れて殺意を高めて行け。

 

☆デュエル開始☆

・1回戦 水雷モンスター 4-7 負け

いきなりあまり当たりたくないとこに当たって行く。

23-104H 湿地の魔女が除去しても除去しても出てくるぅ…コンバットマウントがキツイ。フォルカーの4000ダメージをチラつかせるにも限界があり、5-103R ガリークランのシドから最後の湿地の魔女が着地して押し切られて負け。

 

・2回戦 土水カオスアーク 0-7 負け

しどさん対面。デッキチェックが入り、オバスリの1枚が判別可能との事。前日に新しいの卸したんだけどなぁ…

取り敢えず予備を持ってきてたので1枚差し替えるもアウト。オバスリ全部外して一重でゲーム開始。

占星術師。はい。リディア。はい。ウネ。…はい。カオス…はい…アーク……はい…。

何でもある!という事で、14分押して始まったのに隣の卓より早く終わった始末。

その後オバスリの新しい奴に入れ替える際にスリーブをクチャッとやってしまい、こちらも変なとこだけ用意がいいワゴン入りしてたスリーブを卸して入れ替え。オバスリは今日は止めだな。なんか今日もうずっとこんなんだな…?とここら辺で悟りつつありました。

なお、このいつ見てもスリーブ一生入れたり出したりしてる怪異の姿を見て「ばいすさん大丈夫なのか…?」と思われてた模様。

 

・3回戦 騎士 6-7 負け

本日初の(そして最後の)想定対面。

相手は18-015R ラムザが出せずコストにしてたり大変四苦八苦しながら22-097L クリルラを直接出す軸で展開してきます。

24-005L クライヴから24-001L イフリート[XVI]顕現して盤面を取られた上、スピットフレアまで飛んでくる。返しに、こちらもフォルカー→18-107L アクスター27-122S ウクラマト22-112R ザックスも絡めて12-126R ガウェインとイフリートを除去。

次のターン、アクスターがアタックすると飛んでくる12-002H アマテラス

なん…だと…

ちょっとでも水や氷を引いてると何かしらを諦めてないといけないはずのドローなので、まぁそれをされたら仕方なし。そこが多分分水嶺で、残りデッキが無く押しきれず負け。

 

・4回戦 クリセン 7-2 勝ち

フォルカー→21-010H タイヴァス21-001R ウォードと動いて盤面を取りながら展開。

相手のフォワードにアクスターとザックスで除去しながらマウントを取ろうとするも、22-115R サージェス24-034C ベリスで凍結され続けて、クリスタルの生産を続ける24-111H ルシオの除去ができず苦しい。

クリスタルを吐いて出てきた26-053L バッツをフォルカーの4000ダメージと戦闘ダメージで倒しながらダメージを入れるも、2回目のバッツで17-113L グラセラ・ウェズエットがめくれてルシオが元気よく除外を始める。

コストが出ない間にグラセラを除去して、有利戦闘を押し付けて6点入れ込み。最後のターン、21-115H ラーサーが出てきて、ルシオ陽輝烈煌刃を構えてくるかと思ったのですが、バッツをサーチしてきたので、返しに24-126H アルテマウェポンの火の方の効果でルシオをどかして勝ち。

 

ここからデッキB。

・5回戦 水雷モンスター 4-7 負け

バックを引かないので、シャルロットと13-034H レメディで早めに押していこう…と言うプランは16-124H ライトニングに阻まれる。覇気のないドローの中、相手がどんどんアドを取り出して負け。圧が足りなさすぎる。

 

・6回戦 ヒカセン 5-7 負け

26-030C シド[WOFF]がとにかく偉い。

互角に勝負を進め、割といい感じに進められたんですが、デッキのボトムの方にクライヴイフリートがみっちり沈んでて、どこかで引ければ盤面開けて捩じ込むのに…と思いながら一生引けなくてズルズルと負け。

 

・7回戦 風単 2-7 勝ち

正義さんとかき邸あったかお布団争奪マッチスタート。

5枚見て、バックなくて、マリガンして、5枚見て、シヴァ[XVI]とジル各2種で手札埋まっているという状態。どうしろと?と思いながらドローしたらシャルロット。叩きつけて時間稼ぐかぁ…と出す。

とは言え向こうもシャルロットを除去しないとダルいため、フォワード出して19-035R アレキサンダーで除去。

えーこれどうするんだよ…とドローするとシド・ランデル。あれ?これ割とクリティカルでは?

以前組んだ風単の記憶を辿ると、デッキに1〜2枚の召喚獣除去以外に、シド・ランデルを退かす手段がない…はず。投下

露骨に嫌な顔してる。

一応24-052L ベルゲミーネ召喚獣3発という突破方はあるんですが、それを許さないようにブロッカーを強要する攻めで手札を使わせて行き、ランデルによる完封遂行。お布団権利ゲット。

ロウは悪い文明

ちなみに、どうやらダメージ系召喚獣が入っていなかった模様。

 

・8回戦 火単マギサ 0-8 負け

いやね、そこそこあるんですよ、12-017H マギサの除去ができるカード。でもね、盤面が埋まるまで引かないんじゃ意味がないんですよ。

と言うわけで無茶苦茶されて負け。

 

☆最後に☆

デッキ選択は悪くなかったと思います。火水戦士もまぁ酷いプレミをしたとかは無かったと思いますし、クライヴイフリートの代わりのフォルカークラウドも、特にフォルカーが中々感触が良かったですね。

氷単顕現含め、かきさん宅でのかきチャンピオンカップでは騎士に勝てているので、騎士を踏めてたらもうちょい勝ててたかもしれません。

火水戦士がクライヴイフリートを搭載できていない分、25-002C アイアンイーターや、LBに24-119R ヴィンセントを入れるなどで火力を補う必要はあったかもなぁ、というのは反省点ですね。8000を焼くのが割と大変だったので…

 

なお、18-045C ドリュアスを投入した正義さんの風単に対して、ドリュアスをダメージに埋め込んでランデルで再度完封した模様。

 

☆レッツ観光☆

2日目もオールスタードラフトやりに会場行こうかなと思ってたんですが、周りにひとりも会場行く人がおらず、ドラクエウォークするプランに切り替え。

ナルさんが同行したいと申し出られたので、高田馬場から浅草寺まで、寄り道しながら3時間ほどかけて2人でテクテクウォーク。

浅草寺では、てづかさんのタレコミ情報で舟和の芋バターどら焼きを楽しんだり。

 

で、高田馬場で荷物を回収して、渋谷駅から109を経由して新宿へ再度ウォーキング。この日だけで5時間くらい歩いてるな…?

新宿に行く時に東京タワーに寄って行けば良かったんですが、地理関係がよくわかってなかった。残念。次回は東京タワー行きます(ドラクエウォークのお土産スポット増えるらしいすね)。

Bプランが中々充実してたのもあって、満足度の高い小旅行でした。

次は大会でも勝てるといいなぁ。それでは!

 

なお帰りのバスはUSBポートが設けてあるタイプであり、充電器マジで何故買った状態でチクショウ!

 

 

 

ユーザープレビュー!【27-069C】マルサルガ/Marsalga

☆最初に☆

のばら!ばいすです。

 

今回、FFTCG 27弾『発見の旅路/Journey of Discovery』のユーザープレビューをさせていただけることになりました!

さて今回の紹介カードは…!?

 

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【27-069C】マルサルガ/Marsalga

まぁタイトル通りです!(いつもの)

 

◆マルサルガってどんな人?◆

マルサルガはFFBEに登場するキャラクターです。特殊部隊「カレドヴルフ」の第一部隊長で、隊員からの信頼も篤い男です。ゲーム中ではレイン編にて活躍します。

 

◆カードを見てみよう◆

・基礎スペック

マルサルガは土属性で、4CPでパワー9000のフォワードです。

FFTCGでは4CPの基本的なパワーラインは8000なのですが、近年このコスト毎のパワーラインをオーバーするカードが増えてきており、マルサルガもその内の1枚です。何にせよ、昔のカードと比べてコスト:パワー比が高く、それだけで単純に強いです。

 

・対抗属性効果

また、マルサルガは対戦相手のアビリティや召喚獣の効果でダルになりません。

この効果は土属性が持つ「対抗属性効果(便宜上命名)」です。ある属性の特色に対して効果的なテキストを特定の属性が占有的に持つ事で、薄らと属性毎の相性を作り出しているのがこの対抗属性効果です。


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▲それぞれ水、火に対する対抗属性効果

 

それでもって、土は雷への対抗属性としてダルにならない、という効果を持ってるカードがたまに刷られるというわけですね。実際問題、除去が強い雷より氷に刺さってるシーンの方が多いんですが…ダルに…なら…な…ギャワー!!


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▲歴代“ダルにならない”メンバー達。筋肉…

 

この効果がある事で、マルサルガはアタックやブロックにおいて信頼度が高いフォワードとなります。

 

・「カレドヴルフ」

また、マルサルガは条件付きながらブレイブを持つ事ができます。ブレイブは「ダルにならない」効果と相性が良く、実際に「ダルにならない」フォワードにはブレイブがよく一緒に付いています。

さてマルサルガがブレイブを持つ条件ですが、「マルサルガ以外の【ジョブ(カレドヴルフ)】のキャラクターをコントロールしていること」です。マルサルガがカレドヴルフの部隊長であり、仲間がいる事で強くなるという効果ですね。

 

・カレドヴルフには誰がいるの?

カレドヴルフというジョブですが、実は初出ではありません。(FFBEプレイヤーからすれば何を言ってるんだとお思いでしょうが)21弾「運命を超えて」にて「リュース」「ネイリッカ」が登場しているんですね。21弾時点では【ジョブ(カレドヴルフ)】でのシナジーはありませんが…


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▲レインと関わり深いカレドヴルフメンバー

 

また、ジョブ指定のシナジーがあるということはカレドヴルフがマルサルガ1人だけの追加とは考えにくいのではないでしょうか?

新しいリュースやネイリッカの他、副隊長のオスカや他隊員であるイェン、ハンキ、フルオリットのカード化、そしてストーリー中カレドヴルフに入隊したレインもジョブにカレドヴルフが付くかもしれませんね。期待大です!

 

◆総評

マルサルガですが、

・従来より高いコスト:パワー比

・シンプルなブレイブと「対戦相手の効果でダルにならない」効果の組み合わせ

の2点により、攻守で使いやすいフォワード、というのが評価になるかと思います。

デッキの中核となるカードではありませんが、他の「カレドヴルフ」のカード次第では更に活躍できるシナジーがあるかもしれない点もポイント高ですね!

 

☆最後に☆

というわけで、今回もユーザープレビューをさせていただきました!マルサルガ、いかがでしたか?魅力が伝わっていれば幸いです。

なお、原作であるFFBEは2025年10月31日、今月いっぱいでサービス終了となります。2015年10月配信開始ですので、延べ10年!長きに渡る運営お疲れ様でした。

サービス終了後、(恐らくストーリー部分を追える)「メモリアル版」の配信が予定されてますので、触れてこなかったFFTCGユーザーの方も、是非ダウンロードして見てください。

 

それでは!

MTGから始めるFFTCG その2「用語」

☆はじめに☆

皆様こんにちは。

前回から引き続き、MTGプレイヤーがFFTCGを始める際の一助になればと記事を書いていきます。

今回は用語について語っていきます。要するに「Aという用語はMTGで言うところの〜」みたいな感じです。

 

◆ダル

タップです。カードを横に向けます。お馴染みのやつです。

由来はFF13シリーズの、対象を虚脱状態にする魔法。

 

◆アクティブ

アンタップです。カードを縦にします。お馴染みのやつです。

 

フォワード

クリーチャーです。

FFTCGでは今のところ、ノンクリーチャーデッキのようなデッキはあまり現実的ではありません。基本的にはフォワードを出し合って、7点のライフを奪い合います。FFTCGの花形。

 

◆バックアップ

土地です。

MTGと違い、出すのにまずコストが必要な上、5枚までという設置上限があります。

手札がコストになるというゲーム性のため、バックアップが0枚のデッキも存在しますし、終盤5枚目以降のバックアップは無駄ドローになりますので、可能な限り枚数を絞りたいです。

 

◆モンスター

厳密なところでは例えにくいのですが、エンチャント/アーティファクトに相当します。

一部はモンスターでありながらフォワードのようにアタックやブロックが可能なものもあります。言うなればアーティファクトクリーチャーでしょうか。

 

召喚獣

インスタントに相当します。FFTCGにはソーサリーは基本的には存在しません。

自分のターンにしか使用できないタイプの召喚獣もありますが、あくまで自分のターンの優先権があるタイミングならいつでも使用できます。

 

◆ブレイク

破壊です。

MTGだと直接的なクリーチャー破壊は黒が得意な効果ですね。FFTCGだと雷属性が得意です。

 

◆ブレイクゾーン

墓地です。

FFTCGは手札がコストになるのでMTGよりカードが貯まりがちです。

 

◆先制攻撃

そのままMTGの先制攻撃と同じで、アタックしたフォワードとブロックしたフォワードの片方のみが先制攻撃を持っていると、そのフォワードがまずダメージを与えます。

注意点としては、MTGと異なり追加の戦闘ダメージステップを生成しないという点があります。先制攻撃のダメージ解決後、状況起因処理の為の優先権が発生しますが、このタイミングで何かをスタックに積むことはできません。MTGの感覚だとここがやや感覚的に違和感があるかもしれません。

 

◆ヘイスト

MTGで言う「速攻」です。

ヘイスト自体はFFの魔法から取られていますが、速攻の英語表記もHasteなので直感的にわかりやすいかと思います。

効果にも概ね違いはなく、フィールドに出たターンからダル(タップ)能力が使用でき、アタックが可能になります。

 

◆ブレイブ

MTGで言う「警戒」です。

アタック時にダルにする必要が無くなります。FFTCGではアタックは1体ずつ指定を繰り返すタイプですので、ブレイブを持ったフォワードはアタックしたかをきちんと管理する必要があります。ご注意下さい。

 

◆デジョン

大体MTGで言う「待機」です。

これは本当にそのまま待機です。ただしフォワードがフィールドに出た時にデジョンによってヘイストは付きません。そのため、MTGに比べてアタックに関しては1ターン遅れます。

FFTCGだと軽いコストでプレイするという用途のほか、デジョンによってフィールドに出た場合のみ誘発するETBなどがあり、待機よりも「この効果を経由して出す」点に重点が置かれています。

なお、ファイナルファンタジーに於いてデジョンの英語表記が「Warp」のため、英語版カードではそのまま「Warp」となってます。MTGプレイヤーにはややこしいかも。

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Warpですがワープではない。

 

バックアタック

所謂「瞬速」です。

優先権を持っているタイミングなら、フォワードやバックアップなども相手ターンでもキャストすることができます。

いきなり飛び出てくる効果をバックアタックによる奇襲として表していると思われます。

 

☆最後に☆

TCGではお馴染みのアレコレや、MTGと似たキーワード能力についてまとめてみました。何となく雰囲気を掴むのにお役に立てば幸いです!

それでは!

 

2025/8/30 MASTERS 名古屋 参戦記

☆はじめに☆

というわけでL3なんすよ(唐突)。

強いデッキとして、火氷顕現、ソルジャー、エオルゼア十二神が台頭しており、地雷デッキを持ち込むにしてもここら辺に勝てるプランがないと話にならない。

 

☆デッキ選択☆

まあ強豪の集合知に従うとしましょう。

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つーわけでエオルゼア十二神です。

別にソルジャーでも良かったんですが、バックをちゃんと置くというデッキ性と、EXバーストの枚数が確保できる事、ユーザープレビューで以前紹介した26-113R ニメーヤが強く使える点があり決定。

なおニメーヤのユーザープレビューは下記リンクからどうぞ。

 

◆大会開始

デッキの36枚は間違いなく強い。という事で対戦開始。

 

1回戦 ソルジャー 7-0 勝ち

26-040R メネフィナから26-059R リムレーンをサーチして、次のターンに26-012H ナルザルから26-063R アルジクに繋げて相手の24-025L ジェネシスを除去。26-108C サリャク26-001R アーゼマ26-097R ラールガーで後続を頑張って断ち切ってアド差を押し付けて勝ち。

始めたばかりかつ遠征勢とか。やる気ある。

 

2回戦 エオルゼア十二神 7-2 勝ち

ばんじゃん!(もはや定番)

取り敢えず相手がナルザルスタート→次ターン、24-038H ヴァルファーレをX=3でキャスト。7枚めくってメネフィナが着地…して…

ヴァルファーレで出せるの風属性だけですね?さっきカードテキスト見て初めて知った。ガハハ。向こうも借りたデッキということで後で知ったらしい。ガハハ。まあ勝ったからヨシ!

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▲氷以外のテキストの記憶がガバガバ

 

まあリムレーンを出されたりしまして、とはいえコスト損めちゃくちゃしてる相手に負けられない。

こちらもリムレーン→メネフィナからニメーヤ→ナルザルから26-078C ノフィカ…と言った形で盤面を伸ばす。

相手の24-044H ジタンでアーゼマを抜かれたりしながらもノフィカがコツコツダメージを稼いで行き、最後にラールガーとアーゼマと26-037H ハルオーネで盤面開けて勝ち。

なおぱっつぁん名人達から「相手が事故り散らかしてるならヘイスト抱えてねえで展開して殴れよ」と暖かいお言葉を頂戴した模様。ハイ…

ちなみにばんとは何か毎回当たってて交互に勝ったら負けたりしてるので、次は多分負ける。

 

3回戦 火氷顕現 7-4 勝ち

たまごまんパイセン。お世話になってます。後手1ターン目から手札0にしての24-005L クライヴが走ってきて2ドロー。残しておくと良くないので、多少無理してアルジクで除去。

次ターンでナルザルからハルオーネ釣ってマウント開始。まあまあめちゃくちゃやって勝ち。

その後フリプで火氷顕現への立ち回りとか教えてもらったが、踏まなかったので活かすタイミングが無かった。残念。

 

折り返し3-0。調子いいじゃん?今日の人か?(フラグ)

 

4回戦 ソルジャー 0-7 負け

どちゃくそ事故り散らかした。それが全て。

フラグ回収が早すぎる。

 

5回戦 ソルジャー 2-7 負け

回りは悪くないんだけど、相手の方がブン回り。早めにマウント取らなきゃいけないんだけど、除去として強いアーゼマもラールガーも引きゃしないのでめちゃくちゃやられて負け。

 

6回戦 火水クリスタル 7-4 勝ち

なんかクリスタル得てる…想定外のデッキだあ…

26-014L ファリスから26-005H クライヴが出てきたり、24-001L イフリート[XVI]にマウント取られたり、クリスタルから26-056L バッツが出てきたり、ハルオーネを出したら24-111H ルシオ陽輝烈煌刃されてオートアビリティスカったり吐きそうだったが、値千金のEXバーストアーゼマでイフリートを除去。

その後、アーゼマやサリャク、ラールガーで盤面を何とか押し返す。相手渾身のバッツでクライヴめくれて手札に入るも、顕現先が枯れておりセーフ。

24-126H アルテマウェポンが出てきてアーゼマが除去されつつ、ノフィカをブレイクゾーンに置くことでハルオーネ回収。アーゼマ出し直しとハルオーネでブロッカー排除して押し込んで勝ち。

 

4-2。6位!

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めちゃくちゃ久しぶりにSE行けた気がする。

 

SE1戦 ソルジャー 0-7 負け

はい事故り散らかしました。ジェネシス26-042R アレキサンダーを当ててみたけど、26-082H アンジーの横に25-110R エアリスがいて、アルジクで除去させて貰えず。2CPでソルジャーいっぱい出てきて無理でちゅ…

 

☆最後に☆

というわけでベスト8で終了。

SE進出者の半分が権利持ちの為、自動的に権利が降りてきたのでまあ良し。

 

デッキなんですが、36枚固定で14枚のフリー枠をどうするかで個性が出ますね。基本的にはメネフィナやリムレーンの色確保で風や氷を詰め込む感じ。

正直、25-023H クラサメ24-030C ティナあたりの手札が増えるEXバーストを増やすべきだった気はします。少なくとも26-052H ソノンとか入れてる場合ではなかった。

スタンでもやれそうなポテンシャルは感じますね。14-023L ギルガメッシュ[FFBE]19-128L ウォーリアオブライト18-047H バッツあたり入れると面白そう。

 

さて、MASTERS FINALではどんなデッキを使いましょうか。今からしっかり考えて行きましょう…それでは!

 

MTGから始めるFFTCG その1「フォーマット」

☆初めに☆

皆様こんばんは。

なんかこう、最近MTGのFFコラボの導線からFFTCGに踏み込んでこられた方がいらっしゃるようなので、FFTCGって結局何から手を付ければいいの?とか、FFTCGをやるにあたってMTGプレイヤーだからこそ間違えそうなところを、何回かに分けて書いていきたいと思ってます。よろしくお願いします。

まず最初は「どんなフォーマットが主流なの?」です。

 

いいよね…ソープロ…自分が撃ってたのはオッサンのでしたけど…

 

◆どんなフォーマットがあるの?

まず、公式の構築ルール等はこちらをご覧下さい。

 

①スタンダード

スタンダードとは言いますが、MTGのスタンダードとは違い、FFTCGのスタンはMTGでいうヴィンテージ、旧名称でいうタイプ1ですMTGほどではありませんが、既にセット9年分リリースされており、最新弾が26弾、大体3500枚を超える今までのカードのほぼ全てを使ってデッキを組む事ができます。

スタンダードと付いている通り、基本的には一番遊ばれているフォーマットです。とりあえずこのフォーマットのデッキを組んでおけば良いでしょう。

8/29発売予定のWorld Champion Decks 2024の購入は強くお勧めします。昨年の世界チャンピオン(日本人です)の使った2デッキがそのまま入ってます。金枠とかでもなく、普通にゲームに使えます。高額カードもめちゃくちゃ入ってて、FFTCGプレイヤーがシングルショップを勝手に心配したレベルの内容です。24弾までのデッキではありますが、しっかり作られたデッキなので、それを軸にデッキを改造してみると良いでしょう。

 

②L3

Limited 3の略です(多分)。

最新弾から3弾分のカードのみ使えるフォーマットです。26弾が発売したら24〜26弾のカードのみ使える、といったフォーマットで、MTGでいうと、スタンダードが近いです(ややこしい)。ブロック制などはないので、順次使える弾は押し出されて直近3弾分をキープします。

日本ではスタンダード(FF)の次によく遊ばれており、公式の大型大会は大体スタンダードとL3のどちらかになります。

こちらはほとんどのプレイヤーは常に組んでいるというより、大型大会で必要になると組む感じですね。

日本では割と馴染みがありますが、海外だと人気がない…らしい。

 

③L6

L3の6弾分バージョンです。それ以外は基本的に違いはないです。

制定はされていますが、日本国内ではユーザーからも公式からも人気がなく、ほとんど遊ばれていません。環境考察なんて以ての外です。基本的に忘れていいです。

 

④作品単

FFが大好きな皆様、お待たせしました。

作品単とは読んで字の通り、FFの作品からひとつを選び、その作品のカードのみでデッキを組むというフォーマットです。

FF7が好き!」なら7のカードだけでデッキを組んで良く、また、通常は同じ名前のキャラクターは場に1枚しか出せませんが、作品単では「同じカードナンバー」でなければ同じ名前でも場に出すことができます。昔のPWルールと現在のPWルールの違い、みたいなものでしょうか。クラウドを3種類4種類と並べても良いお祭りフォーマットです。

「どれがどの作品かわからない」という方も安心です。きちんとカードに明記されています。ここです。

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ナンバリングはローマ数字を使ってるのでIV/VI、IX/XIなどがやや紛らわしいですが…

ちなみにここの表記は「カテゴリ」と呼ばれ、割と頻繁にゲーム中で参照されます。1枚のカードが複数のカテゴリを持つ事もあります(出典がディシディアシアトリズムなどのお祭りゲームだったりする場合)。

また、場合により原作のカテゴリを持っていない場合もあります。

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▲8の主人公スコールですが、8のカテゴリがない

 

こちらのフォーマットは、全国大会の権利が付与されるとかそういう方向の大会では基本的には採用されません(作品毎の格差が大きすぎる)が、周年イベントなどで定期的に行われてます。たまーにやる事になるので意識しておくといいかもです。

まぁ、自分が好きな作品の好きなキャラ使えばいいと言えばそう。

 

以上が、主な構築戦です。

纏めると、スタンダード/L3をやりましょう、以上!文字数を稼ぎましたが1行で終わるの悲しいね…

 

さて、ここからはイベント会場とかで行われたりするフォーマット…フォーマット?形式を記載していきます。

⑤多人数戦ーボスバトル

MTGでいうところの魔王戦もあります。

計略カードはないですが、専用のセットが売られてまして、魔王側は特別に強力なテキストのカードが使える…というルールです。

以前は周年フェア会場で、スタッフに3人で挑むといった形で遊べる事もありました。新規セットが出ていないので、流石にもうインフレに魔王側のカードがだいぶ追いつかれていて、まともにやったら勇者側が圧勝してしまう状態。

 

⑥多人数戦ーチームバトル

3人1チームでチーム同士で戦い、2勝したチームの勝ち。将棋/囲碁漫画とかでたまに見るやつ。

ぼっち野郎の筆者には縁遠いので全然詳しくないです。あっ…(察し)

 

⑦シールド

規定数のパックを剥いて、そのカードでデッキを組みます。

プレリリースはこの形式なので、リミテッドの中では一番馴染みがあるかと思います。ETBが特に重視されるFFTCGですが、シールドならアタック誘発なども活躍しやすいですね。

 

⑧オールスタードラフト

今まで出た中から指定されたカードで作られたブロックを用いて、擬似的なパックを作ってドラフトします。

公式大会のサイドイベントでしょっちゅう行われてます。過去の配布スリーブが景品になるので割と人気。

 

☆最後に☆

というわけで、フォーマットについて書いてみました。また次も近いうちにお出ししたいです。よろしくお願いします。それでは!

 

新カードを語ろう Opus.26

フルスポだあああああああ!!!(ドコドコドコドコ)

 

というわけでフルスポも出たので、氷属性のカードを見ていきましょうねという奴を今回もやっていきます。

後から読み返して「こいつわかってねーなーウフフ」したい。

(ここまでコピペ)

 

◆26-021C アナベラ

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顕現におまけが付くカードですね。FF16にかなり寄せたタイプで、顕現が3セットくらい入ってるなら実用に値するかと思います。ただ、属性一致のジルシヴァがどうにも噛み合わないのが難。ジョシュアフェニックスあたりかフーゴタイタン、後は特に、バルナバオーディンあたりは強く使えそうではある。

 

◆26-022C アンデッドセレブ

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1-195S セラの上位互換。あちらはセラであることやカテゴリのシナジーが厚いことがメリットにもなるので完全上位とは言えないのがFFTCGの良いところですが。

21-129S ティナと違ってクリスタルを得る条件がないので使いやすいですが、アクションアビリティが無く一長一短というところ。同じような役割が持てるので、ティナと両採用はかなりアリだと思います。

あとはクリスタルの吐き出し先ですが、これくらいカジュアルにクリスタルが手に入るなら、16-026L 暗闇の雲だったり、23-038H レディ・リリスあたりが強く振る舞えるのではないか?と期待。16-030L シャントットと合わせて採用したい。

もしくは、だいぶ全体凍結系のカードも増えてきたので15-034R スノウなんかもいいですね。

 

◆26-023C ウォル

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ハンデスしてると軽くなるマン1号。

氷にヒカセンが!…というのはあんまりヴァリューに関係ないですね。

個人的にはリミテ向けカードでしょうか。かなり緩い条件で3/9000になるのは評価ポイントですが、現代FFTCGはそれだけで採用する事はできません。

アタック時誘発のオートアビリティでフォワードをブレイクできますが、コストが重いですね。この手の除去は7-134S 皇帝9-028L 蒼龍のルシ ソウリュウを使ったことのある古参兵なら、コストの重さも理解されているかと思います。考えなしに使うとすぐに手札が枯渇するのと、次のターンまで生存が必要なことという2点がかなり重くのしかかりそうです。

反面リミテだと居座られてかなりしんどいことになりそう。2〜3枚ガメたらデッキの属性がひとつ決まるくらいにはやり手かなと思います。

 

◆26-024C 楽士

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Kawaii!!

手札1枚が5000/7000になる事自体はまあまあで、正直ユウナがまだ暴れるようなら氷単でも採用圏内だったと思います。まあ実質潰されたので気にしなくても良くなってしまったので…

L3でユウナがまだ残るならあるいは。ソルジャーデッキが減りそうなので的にしやすそうなフォワードは減るかも。

 

◆26-025C カダージュ

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セルフリメイクされてる…

11-140S カダージュと使用感は概ね同じだと思います。相手フォワードのETB除去を避けながら毎ターンフォワード1体をダルにできる3/9000 EXバースト付きは普通に強そうなんですが、Damage 3まではブロッカーに回せないというデメリットが強いかもしれません。ブロックできない=ダメージ3点を受けやすいとも言えますが。

立ててたけどアタックされなかった26-121L ラーラーを能動的に運用したりできるのは面白そう。

26-034L ジルとも相性良さげ。

 

◆26-026R クジャ

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強そう。

なのは良いんですが、いい加減5-033R グンパを気持ちよく使わせていただきたい。この、絶対コストとしては除外で!というのは何を危惧しての措置なんでしょうね…?

とりあえずETBでハンデス2枚は強そうです。この時、2CPのバックアップをコストにしてもトントンもしくは微有利です(状況的には相手の大事な手札を叩き落としてるので、カード価値で見れば普通に有利な状況の方が多いかとは思います)。

20-023C 甲冑師のようなカードでフォローするとより良いですね。つくづくグンパが使えていれば。

また、MTGでいう護法効果もあるので中々場持ちが良さそうなのも嬉しいところ。パワーも9000あるので場持ちの良さと相まって中々頼りになりそうです。

 

◆26-027R クジャタ

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効果自体はシンプルな除去ですが、代替コストがあるのが良いですね。相手ターンでも3CPで直接ブレイクは割と頼りになるんじゃないでしょうか。ただ、今回の七大天竜2枚みたいなカードもあって、信用度が測りにくいところがありますね。リミテッドなら十分強いです。

 

◆26-028C クリプシェイ

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使い切りですがフォワードであり、サボタージュ能力で手札2枚を持っていけるのは中々。2CPなら十分では無いでしょうか。

パワー7000は最近のラインを考えるとあまり高くはないので、うまいこと運用していきたいところ。14-029R シーヴァをちらつかせて強気のアタックなどを決めていきたい。

 

◆26-029R シヴァ[XVI]

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出来るだけ顕現を経由したい。

全凍結は流石に強いので、26-034L ジルあたりから繋げたり、23-121L ケットシーなどと組み合わせて、長い期間不自由を課すことができれば。

その後はアイスエイジで手札を叩き落としてる有利状況を使っていけるのも良し。いつ出しても割と強いと言う意味では、シヴァに関してはこっちの方が使いやすいかもしれません。

詰めのシーンであれば直接出しても強い。

 

◆26-030C シド[WOFF]

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神カード

21-119H レナの対になるカードです。なんかあっちだけEXバースト付いてたりスペシャルアビリティ付いてるのは忘れよう。

これがいかに凄いカードか語るには、氷のEXバーストがいかに貧相かというところから語らなきゃいけないんですが、まあ事あるごとに愚痴ってるので今回は割愛します。

とにかく(こちらのEXバースト事情は置いといて)、今までの氷で良くあるのが、

①:手札を減らしました

②:アタックしました

③:EXバーストが何回も発動しました

④:整いまくった手札とリソースで押し潰されました

という状態。

それが!この1枚で!全部考えなくて良くなったんですよ!これは強い。

また、ランダムディスカードなのが偉いですね。単純なハンデスだと「何かをサーチする」タイプのEXバーストに対して「じゃあデッキ圧縮のために捨てる要らないカードをサーチしよう」という行動を取られていたんですが、ランダムとなると大事なカードが落とされる可能性があり、手札0枚からのバーストでもなければそのような行動もしにくいのではないでしょうか。

もちろん1-124R オーディンのようなEXバーストにも一矢報いる事が可能ですし、15-014H ブリュンヒルデみたいな「取り敢えず発動しておいてもう一枚めくれるのを祈る」「合わせ焼きを試みる」タイプにも強いです。まあ諸々、結構な場面でEXバーストの発動を躊躇わせる事ができそうです。ただし、EXバースト発動後、実際のハンデスまでの間に動かれてしまうのは注意が必要ですね。

まあそんな些細な欠点は気にならないパワーカードなので、取り敢えず3枚積むとこから始めますね…

 

◆26-031H シド・レインズ

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ハンデスしてると軽くなるマン2号。

0/5000で出せるのは単純に強そうなのと、手札以外からのカード着地に牽制が効く。キャスト以外の方法で、もしくは手札以外からフィールドに出たキャラクター、とか書いてあればほぼ満点でしたが、それでもLBから何か出てくるのには普通に強いのがありがたい。22-122L ティーダとかは1枚余分にキャラクターが必要になるので動きにくくなりそう。後は…デジョンとかにも強い…かな?

デッキに枠があるかが一番問題かも。

 

◆26-032L シャルロット

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いや良いですね。ホント最高です。ありがとうございます。選ばれた時のハンデスがクジャと同じく護法タイプなのがありがたいし、場持ちの良さが生きるタイプのアビリティが噛み合い良し。

「キャラクター」なのが良いですよね。バックアップがラグるのが最高に強い。

で、こういうカードって騎士デッキとかが強く使い出すのが困りどころなんですが、属性縛りがガチガチなので(使えなくはないと思いますが)基本的には氷単、もしくは2属性デッキ向けのカードなのが、氷単好きには嬉しいところ。

早めにこれを置いて気持ちよくなりたいですね。2ターン目くらいに定着できれば、テンポ差がものすごい事になりそう。

 

◆26-033C 召喚士

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今までこういうの居なかったんだ?となった奴。一般兵枠、実質1CP、自壊可能とぱっと見よりスペック高そうな感じはします。

氷の召喚獣がもうちょっとこう、大振りに強いのがあれば良いんですが、基本的にチマチマしてるので…4-046R リッチを2回撃つとかになりがち。ただ、最近の氷は召喚獣方面もテコ入れがされつつあるので、召喚獣軸なら十二分に活躍できる良カードですね。

 

◆26-034L ジル

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イラストが強い…いや性能も強い。隙なし。

序盤、1〜2枚しかダルにできなくてもフォワードが除去できるだけで仕事ができてるので問題ないし、終盤は全体をダルにして26-029R シヴァ[XVI]に顕現してももちろん強い。3枚フォワードをダルにして、自身のアビリティと24-024R シヴァ[XVI]で3体盤面まくれるのも良さげのシゴデキカード。

懸念としては使いたい時に適当な量の「ジョブ:召喚獣」を落とせているかという点でしょうか。デッキ構築の段階でスペースを取るのが一番の弱みかもしれません。

 

◆26-035R スノウ

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23-051L ホープなどで出すと雑に便利なカードですね。

ハンデスかドローなので、まあ普通に出してもそれほど悪くはないです。出した時の挙動が16-032H セラに似てるのが夫婦ってところでしょうか。

まあとはいえ最大取れないデッキに入れるカードではないので、大人しく何かしらの効果でフィールドに出せるデッキに入れておきましょう。

 

◆26-037H ハルオーネ

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エオルゼア十二神はもうどう足掻いても単色にはなり得ないので、おとなしく十二神をいっぱい積んだデッキにしましょう。

まあハルオーネに関してはハンデスだけはできるので、入れてもどうしようもないとまでは言いませんが、それならもっと良いカードあるでしょ、という奴ですね。

 

◆26-038H ファイサリス

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デジョンテコ入れシリーズ。

何出すのがいいんかなあ、となると意外に適役がなく(デジョンで出ないと意味がないタイプのカードがそこそこある)、24-048L ティーダとか19-110H 皇帝(他皇帝との兼ね合いでアビリティで出てればなんでも良い)などが候補か。

単純にデジョン数が少なく、キロスと合わせるのに向くというのは利点。使い道難しそう。今後に期待。

 

◆26-039H 星の神子

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アビリティに選ばれたらハンデス

初動コストが重い物の、ゲーム中にアビリティで選ばれない事はまずないため、すぐに元は取れると思われます。

16-023H アグリアスがそこそこ除去を面倒がられたという事を思えば、全員が(アビリティのみとはいえ)アグリアス化するのですから、相手からしたらだいぶ面倒ではないでしょうか。

また、同じ26弾のクジャやシャルロットの除去耐性を強化できるのも見逃せないですね。是非とも試したいバックアップです。

 

◆26-040R メネフィナ

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他のデッキにパーツ出張しにくいようにかなりガチガチに固めてあるところに調整の味を感じる…。まあこれも基本的にはエオルゼア十二神デッキで素直に使うべきでしょうね。

一応、繰り返し凍結にさせられるバックアップという点がユニークではありますが、そのために3CPバックアップを入れるか、というところ。

 

◆26-125R 異端の騎士 ガーランド

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う、うーん…

氷のLBで今求められてるのって除去力なのと、6CP/LB2でこれなら、もうちょっと頑張って、氷単だったら23-121L ケットシー使わない?って感じはする。

2属性以上のデッキなら他のLBで枠いっぱいだしね。同じLB2なら22-114H ヴィクトラとか23-120R クジャが高い壁として立ちはだかるのもある。

ただ26弾のクジャを登用する場合は名称被りを避けてガーランドを採用とかはありそう。自分で使おうとすると出しどころがよくわかんないタイプのカード。

 

☆最後に☆

なんか全体的にカードパワーが1弾飛ばしで上がったかのように感じますね…どれも強い!

今回は特にクジャ、シャルロット、星の神子、シドあたりが明確に強そう。

ジル-シヴァのラインは旧ジルシヴァとの枚数調整が必要そう。

ちなみに光闇は省いてますが、ラーラーがいる時に23-028L セシルを出したりするとちょっと悪そうな感じはしました。要研究かも。

それではまた!